すんく村とは

 

 

たくさんのいのちのつながりの中で

共に安心して暮らし、生きていくことのできる

「永続可能な社会」を創造することを目的とする。

 

 

◆このままでいいのでしょうか?

 

46億年と言われる地球の歴史。

私たちの生活を物質的に豊かにしている現在の物質文明の急激な発展は、

その中では瞬きのような時間でしかない100年程度のことでしかありません。

一方で地球上の森、山、海全ての自然界では、

その膨大な時の流れの中で少しずつ育まれた微妙なバランスの上に成り立つ多様な生態系が存在します。

留まることを知らない大量消費や競争経済でブレーキの利かなくなった私たち人類の生活は、

本来自らも一員であるはずの生態系を破壊し、

資源の枯渇や、貧困、ひいては戦争までも引き起こし、

地球の許容能力を凌駕して、破綻への道を突き進む危機感を増大しています。

ともするとそのような問題も、毎日の生活範囲からは見えてこないかも知れません。

 

 

◆私たちの目指すこと

 

スローウェーブすんく村は、そのような現状に心を痛め、将来を憂う人々が集まっています。

そして「永続可能な社会」を目指す様々な取り組みを、

まずは地域レベルから、市民、事業者、行政などと共同で取り組んでいます。

 

「永続可能な社会を目指す」ということは、

私たちのただ一つの惑星、地球に棲む一員としての責任と、

現在の豊かさの追求ではなく、命の大切さや、何代も先の子供達の将来のために何が重要かを、

その行動基準とすることです。

 

 

◆「すんく」という名称は、「エゾマツ」を意味するアイヌ語からいただきました

 

エゾマツの「倒木更新」

自然破壊の進む北海道の中でも、帯広市のずっと北、

大雪山系にはまだまだ原生林(正確には自然林という)が残っています。

大雪の原生林に踏み込むと、

朽ちたエゾマツの巨木の上に一列に並んだエゾマツの幼木が見られます。

 

樹齢500年を超えるエゾマツの巨木が自然に倒れ、また何十年もかかって朽ちてきます。

幸運にもその朽ちた老木の上に落ちたエゾマツの種だけが芽吹き、育ちます。

笹原に落ちた種は、笹の強力な根っこに遮られて育つことが出来ず、

土の上に落ちた種は雨か雪解け水に流されて、芽吹くことも出来ません。

 

幸運にも朽ちた老木の上に落ちた種だけが育ちます。

その適度の水分と豊富な養分のお陰で育つのです。

いわば老木は幼いエゾマツのベッドの役目を果たしているのです。

これを「倒木更新」と呼びます。

私たちはこの天然の叡智にあやかって、私たちの会を「すんく村」と名付けました。

 

最終更新 ( 2011年 5月 18日(水曜日) 07:12 )